学校法人ソニー学園湘北短期大学同窓会みずき会のホームページです

過去に掲載させていただいたメッセージをご覧いただけます。

2009年掲載

第48回 竹内 千夏 先生

こんにちは。学生課たけうちです。 湘北に就職して今年で3年が終わります。1年目はとにかく学生に間違われないように!とがんばっていました。最近はようやく学生に間違えられることもなくなり、うれしいような悲しいような複雑な気分です。こうやって年を重ねていくんだなぁと感じています。 最近読んだ本の中に「なんだかわかんないけれども面白そうなところへ自分をひらく」という一文がありました。大人になると忘れてしまいがちですが、自分の心が楽しいと感じることに敏感でいる、挑戦してみるというのは大切なことだと改めて考えさせられました。これからみんな別々の道に進みますが、みんなが心から楽しいと思えること、おもしろいと感じる体験がたくさんできるように願っています。そしてその体験を学生の頃のようにぜひ教えてくださいね。湘北はみんなの母校です。ふら〜っと来てくれるのを楽しみに待っています。またたくさんおしゃべりしましょう☆



第47回 花方 威之 先生

ご卒業おめでとうございます。 卒業生の皆様は、社会人としてのスタートでもあり、又、新成人としてのスタートでもあります。 学生時代と社会人としての生活では大きな違いがあります。 働いて、その対価としての収入を得て生活していくことは、学生時代とは違って責任も重く、時間も制約されるし、規律正しい生活も要求されるでしょう。 何よりも、自らの行動とその結果について、自ら責任を負わなければならないことが大きな違いです。 でも、社会人としての生活は、厳しい反面、楽しさもあります。 自分の意志で計画的に生活スタイルを組み立てることもできますし、仕事の成果を目の前にして、生きがいを感じることもあると思います。 今は、第二の就職氷河期と言われているように、日本、世界の社会・経済の状況には 大変厳しいものがあります。 生活も厳しさを増すことと思いますが、くじけずに頑張っていただき、幸せな人生を送れるようお祈りします。



第46回 藤原 昌太 先生

私がこの大学に勤め始めて最初の学生が君達でした。はじめはどうなる事かと思ってましたが、 みんなとスポーツを通して本当に有意義な時間を過ごすことが出来ました。週に一回の授業でしたが、一生懸命バレーボールやテニスをしている君達はかっこよかったです!たまに珍プレーもでてみんなと笑いながら、そして真剣にスポーツ出来た事は私にとってもよい思い出です。スポーツを通して、健康について考えることももちろんですが、協力することや楽しむといったことも学んでもらえたと思います。
これから長い人生の中で、少しでもスポーツを取り入れて過ごしていってもらえることが私の望みです!
卒業おめでとう!今後の君達の活躍を期待しています!



第45回 伊藤 善隆 先生

こんにちは、お元気ですか。伊藤です。所属は総合ビジネス学科ですが、リベラルアーツ科目(言語表現法・日本語コミュニケーション・日本語リテラシー、など)の授業でお目にかかった方も多いことと存じます。私が、湘北で初めて授業を担当したのは、1999年9月(非常勤)でしたから、この後期でまるまる10年も経ったことになります。 当時は(たしか)カラーリングの流行り始めた頃。ライオンのたてがみのような髪にヒョウ柄の洋服、厚底ブーツが全盛の時代でした。教壇に立つと、まるでサファリパークに来たような眺め。授業の合間、竹馬に乗っているかのようにボッコボッコと群れて移動している学生の姿は、キリンの集団がひょこひょこと歩いているようで、なんとも不思議な感じでありました。 懐かしいですね。



第44回 青野 佑一 先生

「宝くじ3億円当たりました。何に使いますか。」 へんな質問ですが、ちょっと考えてみて下さい。 いろいろな考えが出てきますよね。 仕事はクリエーションの連続です。そんな時どうせ無理だと足がすくむ事もあると思います。 できるかなよりできたらいいな、そんな風にリラックスして考えて下さい。 仕事のできる人は、実現価値と実現可能性をうまくコントロールしながら前進して行きます。 何に使うかの理由も大切です。理由がしっかりしていれば、まわりの仲間を共感する流れに近づける事ができます。いくらあたるかは皆さんが決められるのです。



第43回 上木 正博 先生

「何が嬉しいって、卒業生が来てくれた時ほど嬉しいことはないねえ。」 2008年4月に私は湘北短期大学に入職したとき、先輩の職員からそん な言葉を言われました。その時は、「ああ、そうなんですか」とい う印象でした。 それから1年を過ぎ、この言葉が本当だったと思っています。2年間のかけがえのない時間を一緒に過ごせたこと、これはどこの世界に もない、喜びです。 もっと役に立ちたかったな。そもそも、名前覚えてもらわなくちゃ 。以来、そんなことを思いながら、日々働いています。 卒業生の皆さん、是非湘北を訪ねてきてください。 私たちは、皆さんの居場所をご用意して、お待ちしています。 何より、皆さんの来訪は、私たちの喜びです。



第42回 簗瀬(結城)千詠 先生

卒業生の皆さん、こんにちは!「ホームマネジメント」(当初は「国際関係論」も教えていました)担当の簗瀬(結城)千詠です。
湘北短大の講師になって早くも12年目を迎えました。最初の受講生が既に30歳をすぎたのかと思うと感慨深いです。きっと今は、得意分野で自分自身を開花させている人、子育てに奮闘している人、夢に向かって努力している人、様々でしょう。私が講義で言い続けてきたように、女性の生き方には選択肢が多く人生の岐路に立って迷うことも多々あると思います。湘北を卒業したまさに今、皆さんはそれを実感しているのではないでしょうか?自分がたてた計画通りにはなかなか進まないのが現実です。一人で悩まず、周りの人や少し年上の先輩の話を聞いたりして、あなた自身の人生を切り拓き選びとっていけたらいいですね。私も、天から与えられた人生の課題を一つずつ丁寧にクリアしていこう!という気持ちで過ごしています。これからも皆さんのことを心から応援しています。どうかお元気で。



第41回 吉田 要 先生

私は湘北の教壇に立ってまだ4年目を迎えたにすぎませんが、その短さゆえに、卒業生として送り出した2学年分のみなさんをめぐる記憶が鮮明に蘇ってきます。英語の発音がネイティブ並みな子とぎこちない子、英文の意味をくみ取るのに長けている子とある意味で天才的な誤読をする子、授業後にも質問するほど熱心な子と英語に対して壁を作ってしまっている子、友達が答えに困ったらそっと教えてあげる子とその質問からできるだけ身を離そうとする子、「2年生になっても先生の授業に出たい」と言ってくれた子と衝突した子……
 色々な子がいた中で、今ひときわ色鮮やかに思い出されるのは、小麦粉の値上がりに関する英字新聞の記事を紹介した時のAさんのことです。その頃はまだようやく地球温暖化、バイオエタノール、食品の値上げという連鎖がメディアに取り上げられ始めた時期でしたが、英語記事の元になっている背景を解説してみてほしいと挙手を求めたところ、なんと、英語が大の苦手なAさんの手が挙がりました。恐る恐る解説をお願いすると、入り組んだ全体図を理路整然と簡単明瞭に解きほぐして説明してくれました。私が改めて説明をする必要もなく、いたく感心したことは言うまでもありません。
Aさんの例は、たまたま授業中に垣間見ることができた事例にすぎないでしょう。ほかのみなさんもほかの時、ほかの場所できらっと光る何かを輝かせていたに違いありません。その光るものを今も大事に持っているか、あるいは、持っていないか失ってしまったと思うなら、見つけよう、取り戻そうとしているか、それは今のみなさん次第です。私は今年担当している子たちのきらっと光る何かを探しながら、卒業したみなさんがそれぞれの場所で、そしてそれぞれの明るさできらっと光ることを願っています。



第40回 山本 幸正 先生

卒業生のみなさん、ご無沙汰しております。お元気でしょうか。日本語リテラシーという授業を担当している山本です。日本語リテラシーで教えさせていただいた「話す」「聞く」「書く」「読む」という能力が、少しでも今のみなさんに役立っているようでしたら、うれしいかぎりです。もしあまり役立っていないということでしたら、……いや、そういった状況を考えてしまうと落ち込んでしまい、もう授業をできなくなってしまうので、考えるのはやめにします。
さて、今僕が注目しているのは、サッカーの移籍市場についてです。スコットランドのセルティックというチームで活躍していた中村俊輔選手は、どうやらスペインのエスパニョールというチームに移籍するようです。イタリアのACミランというチームのスターだったカカという選手は、これまたスペインのレアル・マドリーというチームへの移籍が決定し、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドというチームの中心だったロナルドもまたレアル・マドリーに移ります。みなそれぞれのチームで確固とした地位を確立していた選手ばかりですが、(お金のためだけでなく)モチベーションを高めてくれる新天地を求めて移動していくのでしょう。「移動」、そして「挑戦」。安定志向の僕は、得てしてひとつの場所にとどまり、「挑戦」することを忘れていたように思います。やはりそれだとつまらない。どんな形であれ、「移動」し新たなものに「挑戦」することを忘れてはならないと、日々サッカーのニュースをチェックしながら自分に言い聞かせています。 というわけで、今年の僕の目標は「移動」と「挑戦」です。卒業生のみなさんは日々「挑戦」していることと思います。僕もみなさんのそうした様子を思い描き、日々「挑戦」していきたいと思います。
それにしても9月から始まるサッカーのスペイン・リーグの行く末はどうなるのか。凡人の僕は、どうしても自分の志を失念し、来季のサッカーのことばかりを考えてしまうのです。僕としてはバルセロナというチームの連覇を期待しているのですが、さてどうなることやら。



第39回 伊豫 軍記 先生

■「夢の実現=高い志、強固な目的意識、日頃の努力の積み重ね」
青春時代は、夢多き時代であり青春時代の特権でもある。どんな夢を持つかは人それぞれである。ところが今の時代は、社会経済的に成熟社会でありなかなか夢を持ちにくい時代である。しかし、どんな時代でも人それぞれの夢を持つことは、自由であり、自分自身に生かせるか自分なりの夢と生きる強固な目的意識を持って下さい。その実現のために日頃の学習と実力を身につけて、目的を達成できるよう誠心誠意がんばって下さい。

■「食と農の地産地消」の学習と食味にチャレンジしよう
現在、私たちが日常的に食している食料品は、世界各国のグローバルマーケットや日本各地のローカルマーケットから調達され外食店舗や各家庭に届けられ消費されている。  ところが最近では、輸入食品への安全・安心への不安感が高まり国産ニーズが強くなっている。神奈川県でも各地で「農産物直売所」や「朝市」「夕市」等が開設され地元の農産物や加工食品が販売されている。JAあつぎ相川農産物直売所には、多彩な青果物の他に 赤飯、パン、まんじゅう等の農家手作りの農産加工食品が販売されている。JAさがみの農産物直売所「わいわい市」では2月中旬から収穫できる極早生タマネギの開発を、JAはだのでは地場産のタケノコの水煮の商品化を行っている。秦野市では農産物の産地マップや直売所情報、観光農園を紹介した「はだの農産物雑学帳」を発行し地産地消の拡大を図っている。地元の農産物に興味を食味のチャレンジを試みてみませんか。



第38回 高橋 博子 先生

卒業生の皆さん、こんにちは。高橋(田中)博子です。
私は現在、総務部に所属し、FMラジオでの学生メッセージSHOHOKU STYLEを担当しています。月〜土、FMやまと(77.7MHz)とFM湘南ナパサ(78.3MHz)での放送や、湘北HP内でUPされている現役学生の声をぜひ聴いてみてください。一人ひとりが発した声から、その生き生きとした表情を思い浮かべていただけると嬉しいです。http://www.shohoku.ac.jp/channel/index.html
さて、皆さんは今、体調管理に気を配り、リラックスできる時間を持てていますか。私のお勧めはウォーキングです。歩いていると、草花の成長に気づき、水辺の鳥や川魚を見つけ、風が頬に当たる感触を楽しめ、季節の変化に気がつきます。食事は玄米菜食を目指して、食材や生産者の方に感謝しながら良く噛んで食べるよう心がけています。「天星地花人愛(天に星、地に花、人に愛)」―この言葉は書道の先生である母が以前書いていたのですが、私達が日常見落としがちなことを捉えた美しい言葉だと思います。心身ともに健康に、家族や周りの方に感謝しながら毎日を送ることが私の理想です。さて、皆さんはいかがでしょうか。



第37回 山本 滋 先生

「刮目して再会す」
私の好きな中国の古い諺に「士、別れること3日、刮目して再会す。」という諺があります。「士」はサムライに限定することなく、「男たるもの」という意味ですが、“志のある男児は、暫く会わないでいると、次に会った時に目を見張る程成長している。”という意味です。ところで、最近しばらく振りに母校を訪れた先輩の皆さんから「ウワッー、湘北がすごく変わった。とても綺麗で設備も充実して今の学生が羨ましい。」といわれます。外部のお客様からは「大学がとても明るく、学生も活き活きしている。」とお褒めの言葉を頂きます。これが、冒頭の「刮目して再会す」です。それと同時に、新聞等で話題になることも多くなり、卒業生として嬉しいという声も聞きます。  私達教職員は、卒業生が自分の周囲の人達(家族や進学生徒を持つ友人たち)に胸を張って湘北を紹介(自慢?)できるよう頑張ってきました。その成果が施設設備の充実であり、文部科学省によるGP事業への多くの選定に代表される教育の質の向上です。湘北祭も毎年来場者記録を更新しています。いつでも母校を訪問して下さい。そして刮目して再会して頂きたいとお願い致します。